バイト生活(単発バイト)
こんにちは。よけいもんといいます。はじめてブログを書いてます。僕が大学在学中に、就職氷河期時代が到来しました。景気が悪くなかなか会社が人を雇わない時代でした。当時僕も就活をしていましたが、残念ながら希望した企業の採用を勝ち取ることはできず、東京の大学を卒業後は地元でアルバイト生活を送ることになりました。
アルバイトも同じバイトはせず、あらゆる単発のバイトをして過ごしました。その中でも印象に残っているバイトエピソードを今回紹介します。
フリーペーパー街頭配布
これはある某有名フリーペーパー(クーポン付)←これでわかるわな を街頭の人々に大声をあげて配って歩くというバイトでしたしかもテンガロンハットをかぶりサッカーユニフォーム的なものを身にまとって。
大声で話すどころか、人に話しかけるのも億劫で苦手(たぶん対人恐怖症)な自分がなんでこんなことになっているのかプチパニック。そもそも友達の紹介のバイトでどんな内容かを知らされていないまま臨んだので、把握していなかった自分も悪いですが、それでも腹をくくったのは覚えてます。
大声をあげて、通行人からは奇異な目で見られ、そんなこんなでやっているうちに何か自分の中でなにか吹っ切れるものがありました。奥手な僕が若い女の子に話しかけるわ、外国人にも軽口で知ってるだけの英語を使うわ、「えっ、なんでこんな話してるの?」と自分で自分にびっくり。
おそらくあの時アドレナリンみたいなものが出てきて気持ちがハイになってたんだと思います。終わる頃はなんだか妙な達成感を感じていました。
日給は確か8000円くらいだったかと思います。
今もやってんのかな、あのバイト。もうないんだろうな。
モデルハウス展示場の受付
モデルハウス展示場の入口付近に座りお客様の受付をするってだけの仕事でした。入場者には全員豪華景品がゲットできる福引券みたいなものを配り、家族づれやカップルが帰りに福引きをして帰っていくのですがとにかく景品が豪華。
その景品というのが、自転車だったり、当時最新のゲーム機や家電製品だったり、とにかくすごい。家族連れで来ている人たちは、みんな大喜びで帰っていき、僕にも「当たりました〜!!!」と帰り際に報告していかれました。
僕は「よかったですね〜」と微笑みながら帰りを見守っているのがほぼ仕事。内心は超羨ましいという気持ちで、よだれを流しながらハイテンションのお客さんを見送っていました。
でも、受付でぼ〜っと座って時が過ぎるのを待つだけの仕事で日給は7000円だったので、まあいいかなという感じで終わりました。
テレビ番組カメラアシスタント
スポーツ特番で僕の地元に某局のスタッフが来ていて、これまた友達の紹介で2日間でしたがカメラアシスタントの仕事をしました。当然テレビのことはわからなかったですが、カメラマンの補助をするということでなんとなく仕事内容をイメージしてました。
カメラマンって何か職人気質なイメージを持っていたので結構緊張してたんですが、割と穏やかな方で淡々と仕事をされていました。
ガンマイクというものを持たされて、カメラマンに着いて回るのですが、とにかくせわしく動き回っていたのを覚えています。途中、木の上に登って撮影するとそのカメラマンさんは言われ、脚立で木の上へ登って行きました。
その時、カメラについているシールドと呼ばれるコード線(何に繋いでいたかは覚えてませんが)を下から伸ばしたり邪魔にならないように移動させたりということをしてました。そして、撮影が終わりそのコードを巻くように指示され、わからないなりに巻いていると作業が遅かったのか突然怒られて「俺がやるっ!」と言われてしまいました。
僕の作業が遅かったのが悪かったのですが、やはり職人気質が見えた瞬間でもありました。
なかなかきつい仕事ではありましたが、こんな田舎では滅多に見れない芸能人とかスポーツ選手が見られてよかったかなって思います。まあ本職にはしたくないですね。
その後時が経って、芸人の中川家がカメラマンとアシスタントのモノマネをするのをテレビで観ましたが、そのやりとりがリアルで確かにこんな感じだったなーと思い出しました笑
以上、印象に残るアルバイトの紹介でした。より詳細にお伝えしたかったのですが、今回はサラッと書きました。またの機会にじっくりアップします。
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