読書が苦手でも工夫しだいで読むのが苦じゃなくなる?

図書館

これまでろくに読書をしてこなかったけど、じつは本を読んでる人ってなんか憧れるし見た目も知的に見えるしセンスや知識も身につきそうで本はやっぱり読まなくてはいけないと思っているんですよね。

文字は読める。文字は読めるんです。一応義務教育で日本語のひらがな・カタカナ・漢字(はある程度)を勉強したのだから。

でも本を読むのはしんどい。いざ本を開くと文字のかたまりがいきなりあらわれて、もうお腹いっぱいだと思いながら読んでいきます。

途中、わりと序盤。意味がわからないところで行ったり来たりしてやがて思考が停止し眠気が襲ってきます。

てかいつの間にか寝ています。

こんな状態になると、読書が億劫になり苦手意識がますますつよくなってしまいますよね。

しかし工夫しだいで本の苦手意識がなくなり、読めるようになる方法がいくつかあります。これは読書初心者や苦手な人には参考になると思います。

目次

はじめに「あとがき」「解説」から読む

ぶっちゃけ、こんな方法で読書が楽になるという方法はありません。

でも要領はあると思います。

学校の先生からこんなアドバイスを受けたことはありませんか?

国語のテストで問題を解く時、

問題(設問)にまず目を通し、その問題を頭に入れてながら文章を読みましょう。

読書も同じ要領で考えましょう。

本の最後に書かれている「あとがき」または「解説」を先に読んでみましょう。あとがき・解説はさきほどの国語の問題(設問)にあたります。

もちろん、本の内容が入っているので物語・小説等ではネタバレとなってしまいますが、本も一冊読み切ったことのない人にとってはネタバレもなにもないので先に最後の方を読んでいきましょう。

でもじっさい中身を読んでいないことを前提に配慮して書かれていることもあって、中身に興味を沸かせるように解説している人もいます。なので解説を読むのはけっこうおすすめです。

先に解説(設問)を読んでしまえば、本の内容(問題の答え)におのずと辿り着いていきます。

もくじも大事

もくじ(目次)はけっこう大事です。

目次を読むだけでも本のだいたいのストーリーが見えてきます。

目次はテレビドラマに例えると第何話「〇〇」というような一つの話のタイトルみたいなもので、話のテーマになります。テーマのタイトルをみて想像を巡らす。ただそれだけでもいいと思います。

ある著名な思想家でもありたいへんな読書家であった方がこういった言葉を残しています。

目次を読むことは、その本を一冊読んだことと同じ価値がある

ぜひ最初に目を通していただきたいと思います。

飛ばし読み・流し読みOK

もし本を最初のページから順番に読まなくてはいけないと思っていたら、それがまずあなたを本に向かわせない縛りになっています。

さきほど紹介したみたいにある章から読み始めても良いでしょうし、または適当なページを開いてそこから読みだすのもいいでしょう。パラパラっとページをめくってふと気になるところが目に付くかもしれません。

テレビドラマが新しく始まったとき、最初の回から観はじめないともうだめだということはないと思います。テレビをつけてなんとなく観た何話目かの回のドラマに気づけば引き付けられて次回も観ようってことになり、さらにどうせなら一話目からちゃんと観たいとなることもよくあることです。

本も一緒で、真ん中あたりからいきなり読んだり途中を飛ばしたりしてもOKです。また引き返すことになるので。

本は何度も同じところを読むこともあるし読めば読むほど内容が頭に入り全体的な話がふわーっと浮かんでくるようになります。進み始めたら後戻りできないというものではなく、なんども戻って読めばいいということですね。

人と比べないようにしましょう

読書が習慣化している人と自分とを比較しても意味ありません。

「あの人は読書家だけど本当に本が好きなんだな〜。本好きには敵わないな。」

これは半分あってますが半分間違っています。というか、いろんなパターンがありますが基本読書は大変です。

趣味が読書という人がいますが、僕には考えられません。本は読んだほうがいいし、読むべきものだとは思っていますが好きかどうかといわれるとそうとはいえません。だって今だったら手軽にサブスクや動画配信と観流し聞き流しのコンテンツが充実していて、いわば誘惑がたくさんあるしそれに比べ読書はかったるいと思っています。

でも読書によって得たいろんな捉え方や金言が自分の心に深く残っていて、本の価値を知っているからです。

おそらく読書している人はそんな人ばかりです。最初から文字を読むのが好きで、映画や漫画には興味なし。そんな人はいないでしょう。本を読むのに苦労して自分なりに本に慣れ、読了した達成感などを積み重ねながら今もそれなりに大変だと思いながら読んでるんじゃないですかね。

みんなそれなりに訓練して読めるようになります。必ず。

とりあえず環境が大事です。本屋の中を歩く。または図書館の中を巡る。

それから始まります。

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