Netflixで配信中の最新作「浅草キッド」を観ました
11月後半頃、たまたまYou Tubeで宣伝していたのをみて興味をもちました
内容は芸人ビートたけしの駆け出しの頃に伝説といわれる舞台芸人「深見千三郎」という師匠と出会い、芸人として成長していく話です
ビートたけしの青春時代の葛藤や苦労が時にはコミカルに時にはシリアスに描かれていました
僕は正直「浅草キッド」という小説があったことを知りませんでした
コンビの浅草キッドは知っていましたが、まさかこの小説が由来だったとは…
監督は劇団ひとりさん
キャストはW主演ということで、若かりし頃のビートたけし役を柳楽優弥さんそして、師匠深見千三郎役は大泉洋さん
ネタバレになりますが、僕が何度も観た一番好きなシーンについてご紹介すると
たけしは才能が開花し、やがて師匠のもとを去りますが、漫才師としてひとつの頂点に立った時に師匠に再び会いに行きます
深見は、芸人の舞台が浅草の演芸場からテレビの世界に移ったことで舞台を観に来る客足が遠のいてしまい、生活が成り立たない状況になっていました自分の芸人人生についてや、華やかだった頃を思い出して過ごしていたのではないでしょうか
奥さんの麻里さんも亡くされ、寂しい思いをしていたところに最愛の弟子たけしが現れます
漫才の頂点になったその賞金を師匠に小遣いと言って渡し、それを素直に受け取れないがお互いの思いを察して笑いで受け取るあのシーンが一番好きです
師匠と弟子の関係はとても深くて美しい
そう感じるとても素敵な作品でした
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