奥さんの天然エピソード

地元の山形屋百貨店では毎年夏と冬に北海道物産展が開かれていて、ある日家族で出かけた時のことです。僕と奥さんと奥さんのお母さん(要するに義母ですね)それから1歳になったばかりの長男とで行きました。

別記事でも紹介しましたが、この物産展は毎年たくさんの人だかりで賑わっています。北海の珍味人気のスイーツ、昔からの特産品などが数多く出店されています。

こんな田舎で県内中から人が集まるイベントなんてそんなにあるわけではありません。なので、しばらく会わなかった知人や友人にばったり会うってこともこういう時はよくあることです。まあ売られている商品に夢中で、どんなに人が多くても人にはあまり目もくれず歩き回っています。


そんな中、僕らも歩き回りながら商品を物色していると突然奥さんが

「お久しぶりでーす!お元気でしたか?」

と男性に話しかけました。僕はその人の顔を見たところ面識のない人でしたので、軽い会釈をして奥さんとその男性との会話を見守っていました。

奥さんは子どもを見せて、「もう1歳になりましたー」と親しげに話し始めると、向こうの方も「そうですかー、大きくなりましたね〜」と笑顔で話されていました。

少し急がれていたようなので話も早々に切り上げ、「ではまた!皆さんによろしくお伝えください!」と奥さん。向こうの男性は「はい!ではまた」ということで立ち去っていかれました。

すぐ僕は奥さんに

「今の方はだれ?」と聞くと、「知らん」

え〜っ!!?」

義母と僕は「?????」

話を聞くと、どうやら僕の知人と勘違いしたようで僕が知人に気づいていないようだったので奥さんから話かけたとのこと。結婚当初一度紹介したことがあるので顔を見てそうだと思ったよう。

奥さんは、声をかけた直後「ほら、ほら」と名前は思い出せなかったが僕に訴えてはいたようでした。ただ、僕の様子を見て途中人違いと気づいたものの引っ込みがきかなくなり、会話を続けてしまったらしいです。

奥さんも「ごめん、人違いしてた。」とか言えばいいのに、「だれ?」と聞いて「知らん」て。

しばらく爆笑しながら買い物を楽しみました。

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